令和2年度(第2期)共同研究について

 本センターでは、大規模科学計算システムの利用者と共同でプログラムやアルゴリズムを開発する共同研究を行っています。今年度の第2期募集に応募されたものについて、共同研究専門部会で審査の結果、以下(※印)の4件が新たに採択されましたのでお知らせします。なお、第1期採択課題は第2期も継続して利用となります。

【A】萌芽型課題

No.申請者所属研究課題
A-1有馬 卓司東京農工大学
大学院工学研究院
大規模電磁界解析を可能とする複数領域FDTD法の
開発に関する研究
A-2春日 貴志長野工業高等専門学校
電気電子工学科
MPIによるプリント基板の電磁界解析法の高速化
A-3佐々木 大輔
高橋 俊
金沢工業大学 工学部
東海大学 工学部
直交格子法による移動境界問題の解法に関する研究
A-4松岡 浩技術士事務所
AIコンピューティングラボ
リカレントニューラルネットワークによる高解像度
流体解析コードの開発
A-5※鈴木 恒雄大阪大学
核物理研究センター
QCDの非可換ビアンキ恒等式の破れ(モノポール)
に基づく新しい閉じ込め機構のモンテ・カルロ法
による研究
A-6※山本 義暢山梨大学
大学院総合研究部
乱流大規模直接数値計算コードの
SX-Aurora TSUBASA上での性能評価

【B】一般課題

No.申請者所属研究課題
B-1大山 聖宇宙航空研究開発機構
宇宙科学研究所
自動車用タイヤ横溝の空力騒音予測
B-2陳 強東北大学大学院
工学研究科
先進的な電磁界数値解析法の構築とその応用に関する研究
B-3塚原 隆裕東京理科大学
理工学部
層流-乱流が共存する亜臨界遷移流れを対象とした
大規模計算領域による直接数値解析
B-4藤井 孝藏東京理科大学
工学部
プラズマアクチュエータの新たな利用推進と関連課題解決に
関する研究その2
B-6松下 洋介東北大学
大学院工学研究科
大きな熱損失を伴う乱流燃焼場へのFlamelet approach
の適用
B-7※伊藤 純至東北大学
大学院理学研究科
アンサンブルカルマンフィルタと非静力学数値モデルを
用いた日本領域の気象の長期再解析
B-8※越村 俊一東北大学
災害科学国際研究所
SX-Aurora TSUBASA の津波のリアルタイム予測計算
の性能評価