東北大学サイバーサイエンスセンター(以下、本センター)では、社会貢献の一環として、大学で開発された応用ソフトウェアとスーパーコンピュータの民間企業への提供を実施いたします。本サービスを利用する課題を募集いたします。民間企業利用サービスについての詳細は、「民間企業利用サービス利用課題募集要項」をご覧ください。
民間企業利用の利用形式
成果公開型
成果公開型は利用成果を含めた利用サービス報告書を利用終了から30日以内に提出することが必要です。
また1年以内にSENACに成果の記事を投稿することが必要です。成果公開型で利用している企業名と研究内容およびその成果について,センターが一般向けに公開することが出来ます。利用負担額は大学・学術利用の2倍です。
成果非公開型
成果非公開型は利用成果や利用内容についての報告は必要ありませんが,利用サービス報告書の提出が必要です。成果非公開型で利用している企業名について,センターはセンター内部の会議に報告することが出来ます。利用負担額は大学・学術利用の4倍です。
利用課題区分
募集を行う利用課題区分は以下の2つです。
大規模計算利用
ライフサイエンス、もの作り技術、情報通信、環境エネルギー、社会基盤の課題分野をはじめとして、様々な分野における特に優れた課題を募集します。大学で開発された先端的シミュレーションソフトウェアとスーパーコンピュータの利用課題を民間企業から募り、企業によるイノベーション創出を支援します。
利用成果公開型と非公開型の利用があり、目標設定を行った上で、1年度内を一区切りとして利用期間を決定いたします。課題終了時に継続利用の申請を行うことが可能です。有償での利用となり民間企業用の負担金制度を適用します。
トライアルユース
新しいニーズを掘り起こしイノベーション創出につながる利用課題を民間企業から募ります。分野は特定しません。産業界の潜在的高性能計算需要を掘り起こし、大学で開発された先端的シミュレーションソフトウェアとスーパーコンピュータを有償で利用して頂く下地を作ることが目的となります。先端研究施設共用促進事業での利用など、これまでに本センターを利用したことがない民間企業を募ります。最大1カ月間を無料で利用することが可能です。
応募資格
以下の全ての項目を満たすことが必要です。
- 日本国内で利用がなされること
- 東北大学サイバーサイエンスセンター大規模科学計算システムの利用に関する内規に従うこと
- 採択課題の目的にのみ利用すること
- 平和利用のみに限ること
- 人権および利益保護への配慮を行うこと
- 文部科学省「生命倫理・安全に対する取組」に適合すること
- 経済産業省「安全保障貿易管理について」に適合すること
- 課題終了後、利用報告書を速やかに報告すること
利用開始までのフローチャート
募集要項および各種様式
内規
募集要項
申請書類
応募時
利用開始時
利用終了時
問い合わせ先
利用に関する相談などは,デジタルサービス支援課(受付)までお問い合わせください。
デジタルサービス支援課(受付) cc-uketuke[at]grp.tohoku.ac.jp