大規模科学計算システムの更新について(3)

8月1日から運用を開始するサブシステムAOBA-Sの運用開始スケジュール、キュー構成、利用負担金についてお知らせします。
AOBA-Sの利用法などは順次公開しますので以下のページをご参照ください。

現在運用中のサブシステムAOBA-A、およびサブシステムAOBA-Bは、8月以降も引き続き運用を継続します。

運用開始スケジュール

○ サブシステムAOBA-S 運用開始 令和5年8月1日(火)10:00 ~(予定)

共有利用、占有利用共にサービスを開始します。共有利用のキュー構成は以下の表の通りです。

利用形態キュー名VE数最大経過時間
既定値/最大値
メモリサイズ
無料sxsf11時間/1時間96GB
共有sxs1〜2,04872時間/720時間96GB×VE数
試行運用sxst1〜3224時間/24時間
共有利用のキュー構成
試行運用について(無料実行キュー)

テスト実行を目的とした無料の試行運用キューの提供を、期間限定で行います。以下の点をご確認の上ご利用ください。

  • 試行運用キューは8月1日(火)10時 〜 8月25日(金)13時までの提供です。
  • 試行運用キューに投入されたジョブのみが無料の対象となります。
  • 1ジョブあたり最大32VEまで利用できます。
  • 最大経過時間は24時間です。24時間経過した時点でジョブは強制終了となります。
  • 運用状況により、最大VE数、最大経過時間および提供期間の変更を行うことがあります。

試行運用キューを利用する場合のジョブスクリプトファイル例です。

#!/bin/sh
#PBS -q sxst                  # 試行運用キュー sxst を指定します
#PBS --venode 32              # 最大32VEまで利用できます
#PBS -l elapstim_req=24:00:00 # 最長24時間まで利用できます
cd $PBS_O_WORKDIR
mpirun -np 512 ./a.out        # MPIプログラムは最大512コアで並列実行できます

利用負担金

利用負担金については、以下をご参照ください。なお、サブシステムAOBA-Aの利用負担金に変更がありますので、あわせてご確認ください。

2023年8月からの利用負担金制度について
2023年8月1日から運用を開始する、サブシステムAOBA-Sの利用負担金と、既存のサブシステムAOBA-Aの利用負担金の変更を含む負担金制度が決定しましたのでお知らせいたします。 サブシステムAOBA-Bについては、利用負担金の変更はあり...

過去のお知らせ

(スーパーコンピューティング研究部,共同利用支援係,共同研究支援係)